巻取・平判断裁
工務第１部
スリット加工
広幅製品に対応する1軸スリッター3台を有する、
屈指の技術力を持った断裁工場です。
他社では加工困難な、つるつる滑るシリコン加工された紙の断裁を得意としています。
広幅製品のスリット加工の流れ
原反を、走行クレーンで吊り下げ搬入します。最大2tまで吊り下げ可能です。
原反の最大幅は1600mm、直径1500mm、重量2t、紙管サイズ、3インチ・6インチ・9インチに対応しています。
原反両側面の目視検品が可能です。
粘着ロールを使用し、表面に付着した異物を除去します。
200㎜～1600㎜のスリットができます。
製品巾1600㎜、直径1500㎜まで仕上げ可能です。
細巻きスリット
2軸スリッター機6台を有し、国内屈指の技術力を持った断裁工場です。
製品仕上巾40㎜～1500㎜まで幅広いサイズの仕上げ断裁が可能。
他社では加工困難な、つるつる滑るシリコン加工がされた紙の断裁を得意としています。
小幅製品のスリット加工の流れ
断裁前の原反。
原反巾200㎜～1700㎜、重量1.5ｔまで使用できます。
製品（材質）に合わせた最適な設定が可能です。
最大38丁取まで可能です。
［シェアーカット方式］
上下2軸スリッター
製品直径700㎜まで対応可能。
［上下二軸センターサーフェイス併用駆動スリッター］
搬出装置により枠替え作業が容易です。
各種製品に合わせた包装を行います。
パレット梱包も可能です。
小幅製品のフィルムスリット加工の流れ
フィルム原反をセットします。
原反を指定の寸法にスリットします。
フィルムを指定の長さで巻き取ります。
最小50mm巾から最大1,200mm巾まで取り合わせ
可能です。
巻取軸には、軟巻きや巻ズレ防止に効果があるフリクション
エアーシャフトを採用しています。
クリーンルームでの作業の流れ
空気中微粒子の少ない環境でスリットが可能
空気清浄機によりクリーンルーム内へ清浄な空気を導入します。
クリーンルーム内を陽圧させます。
製品（材質）に合わせた最適な設定が可能です。
集塵装置によりスリット時に発生する紙の粉を吸引します。
上下2軸スリッター
搬出装置により枠替え作業が容易です。
平判断裁加工
平判断裁とは、ロール状の巻取り原紙からシート状の平判にカットする工程です。
加工設備として、タイコ巻戻し機3台の他、シングルカッター1台、シートカッター2台、
ギロチン断裁機1台を保有しています。
滑りやすく扱いが難しいセパレート紙（食品用敷紙等）断裁加工を得意としています。
巻取り原紙から平判断裁仕上げまでの流れ
巻取り原紙を原反スタンドにセットします。
（最大3本掛けまで可能）
ロータリーカッター手前にスリット刃をセットする
ことで巾方向2丁取りまで可能です。
（写真は1丁取り）
ロータリーカッターで、流れ方向をカットします。
シート状にカットされた紙が排出され、
集積部へ搬送されます。
集積部で断面を揃えています。
包装前の状態です。
製品を所定の枚数で包装します。
荷造りして完成です。
グラシン紙 巻取り原紙から平判断裁仕上げまでの流れ
巻取り原紙を機械にセットします。
巻取り軸に紙端を固定します。
巻取り軸に紙を所定回数巻き付けします。
巻付けた紙を手作業にてカットします。
熟練作業員による手作業で紙の断面を揃えます。
ギロチン断裁機で、所定寸法に仕上げます。
熟練作業員による手作業で、紙の断面を揃えます。
梱包をして仕上がりです。
打ち抜き加工
打ち抜き加工とは、巻取り原紙を平判シートに1次断裁した後、
打ち抜き機（加圧100tonプレス機）を使用してご指定の形状・サイズに
仕上げる加工方法です。
主に食品に接触する用途（食品敷紙等）に使用される製品の加工を
行っています。
巻取り原紙から打ち抜き加工までの流れ
巻取り原紙をタイコ巻戻し機にセットします。
原紙を巻取り、ロール紙から平判シートに断裁します。
断裁された平判シートを打ち抜き機に準備します。
打ち抜き機で、ご指定の形状・サイズに加工します。
抜きカスをバキュームで除去します。
打ち抜き製品の出来上がりです。
手作業で丁寧に包装を行い完成です。
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